より良い歯磨きを(4)

歯磨き指導や予防歯科において、定期的に歯科医院に来ていただくことが必要不可欠であることは言うまでもありません。そのためには、患者さんが「行きたい」と思うような歯科医院であることが理想的です。

しかし、多くの患者さんにとって歯科医院は「痛いし怒られる嫌な場所」というイメージがあり「行きたい」と思う医院にするには、大きな努力が必要と思います。理想の医院を作るには、まず院内のスタッフ全員が同じ熱意を持って患者さんに向きあうことが必要だと思います。

歯科医師や歯科衛生士は資格を持ち、一生仕事を続けたいと考えていると思います。一方、歯科助手や受付スッタフの場合は、歯科医療以外の夢や目標を持っていて、一時的に歯科医療に携わっているという場合も少なくないと思います。そこで、意識の温度差が生じてしまうのは、仕方がないことだと思います。むしろ、それを無視してただ「一緒にやってください」と言っても、「できるわけがない」と反発されてしまうでしょう。

とはいえ、患者さんから見れば同じ歯科医院のスタッフですから、一緒に取り組むことを諦めてもいけないと思います。スタッフ全員が同じ熱意を持って患者さんに接することができるようになるには、まず患者さんに説明するのと同じように、治療の一連の流れをスタッフにもきちんと説明してみましょう。どこをどのように治療するのか、治療するとどうなるのかという、患者さん口腔状態が改善する筋道をスタッフ間で共有することで、個々の患者さんへの向き合い方が変ってくると思います。

また、目的意識を持って仕事に取り組めるように、仕事を任せていくことも必要だと思います。ただ任せきりにするのではなく、例えば歯科助手が次の診療準備をきっちりしてくれたら。その場で感謝の気持ちを伝えることなどが大切と思います。

そして、1つできるようになったらもう1つ、と徐々にステップアップをしていくことで「ここには自分が必要なんだ」と感じてもらえるようにすることが大切なことではないでしょうか。その結果、より積極的に仕事に向き合うようになり、患者さんへの接し方もおのずと変わってくるのではないでしょうか。

決して高級ホテルのコンシェルジュのような立ち振る舞いは必要ではなく「丁寧」であることがまず優先されるのではないでしょうか。「丁寧さ」からは「温かみ」が感じとるこができるはずです。その「温かみ」が患者さんへの「思いやり」につながり「また行きたい歯科医院」と患者さんに感じてもらえるのではないでしょうか。



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