より良い歯磨きを(5)

患者さんへの歯磨き指導において、歯科医院内における歯科医師とスッタフの相互成長も、大事な要素の一つになると思います。

「知識の引き出しを多く持つ」事は大切であり、セルフケア用品の種類や最新の治療など歯科に関する事に日々向上心を持って勉強し続けることは勿論ですが、世間のニュースや流行も知っておく事も大切と思います。患者さんに合わせて柔軟な対応をするためにも、患者さんとの会話にきっかけをみつける上でも大切であると思います。

予防歯科に取り組む歯科医師は、歯科衛生士との壁を無くし、歯科衛生士の声に耳を傾けることで、新しいセルフケア用品の購入や治療計画などについて相談しやすい環境を作ることも大切であると考えます。

歯科医師をはじめ歯科衛生士そして歯科医院に関わるスタッフ全員が、患者さんの口腔内のことを真剣に考え成長し続けることができる医院は、結果的に患者さんの成長も促すことに続きます。それは、患者さんの医院への信頼感が増し、話をよく聞いてくれるようになるからです。

そうすると、ご自身の口腔内写真などを見た時、ご自身のほうから「ここが磨けていないですね」と気付くようになったり、中には「面白い歯磨きグッズをお店でみつけましたよ」とお話して下さる方もいらっしゃいます。スタッフが成長することで、患者さんも成長する、ここでも相互成長が大切なポイントになると思います。

ここ数年、色々な通販サイトやテレビや新聞の広告や激安ショップなどで歯科関係の商品を目にする機会が増えてきたように感じます。我々歯科医療従事者が使っているような、いわゆる「プロ仕様」と思われる物から、首を傾げてしまう物まで多種多様の歯科関連商品が存在しています。本来の使用方法や使用目的を十分理解しての使用であれば、さほど大きな問題やましてや事故に至ることは無いと思いますが、歯科領域で使用する器具、機材類は先の鋭利な物が多くありますので、一般の方々は使用するにおいては、注意が必要と思います。

また、最近では「歯を白くする物」もかなりの種類あるように思います。
この「物」は薬剤系であったり道具系であったりしますが、歯に対してどのように作用するのか、どのように働くのか、一般の方々が十分理解できる環境が整っているのかが案じられる点であります。

いちがいに悪い物と云うわけではありませんが、少しでも心配な部分があるようであれば、販売元に問い合わせてみると同時にかかりつけの歯科医に相談してみるのも良い方法ではないでしょうか。



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