スポーツマウスピース(スポーツマウスガード)

過日のラグビー・ワールドカップ予選大会での日本代表の大金星には、ラグビーファンだけでなく、多くの国民が驚きそして感動したことと思います。世界ランキング3位の強豪を相手に、一進一退の手に汗握る激闘を誰が予想したでしょう。思い起こせばラグビーは、サッカーと比べ国際的大会では、点差が大きく離される試合が多く、体力差よりも体格差でかなわないように感じさせる場面がいくつもありました。

その一つに、サッカーが「ボールへの接触」を基本とするならば、ラグビーは「ボールを持っている人」への接触が試合の中心となっているため、小柄の人間よりも大柄の方が有利と言えると思います。特にタックルやスクラムでは、その差が顕著に表れ、テレビ観戦をしていても「FWの平均体重の差が○○kg」などの解説を聞くことがあります。

FW8人の合計体重が重いほど、相手FWに圧力をかけることが出来るため、軽い方が後ずさり(自陣側へ後退)させられる形になります。また、BKによるタックルなども、小柄の人間が大柄の人に飛ばされてしまったり、大柄の人はなかなか倒れず、前進こそ出来ませんが、ボールを味方にパスすることは出来てしまいますので、いわゆる「あまいタックル」となってしまいます。

近年、主にコンタクト(人間同士の接触・ぶつかり合い)が発生するスポーツにおいて、歯を含む顎・顔面領域の怪我の予防からスポーツマウスピース=スポーツマウスガード(SPMP,G)を装着してプレーする選手が多くなってきました。ラグビー日本代表のFWやBK、独特なルーティーンを行うペナルティキックを蹴る有名なFBの選手はテレビでアップになることが多く、SPMP,Gを装着しているのがよくわかります。

また、スクラムを組む時の場面などではFW一列目の選手がテレビに映った時、口元を見てみるとSPMP,Gの装着が分かると思います。このSPMP,Gですが、怪我の予防だけでなく、ここ一番の時に普段よりも増した力、いわゆる「火事場のばか力」が出る源にもなるようです。

このSPMP,Gはスポーツ用品店で簡単に入手できる簡便なタイプから歯科医院で歯型を採って作るオーダーメイドタイプまで、いくつか種類があります。実は、私は学生時代にラグビー部に所属していた経験者で、あの時SPMP,Gを作っていたら、もっといい戦績が残せたように思います。皆さんも、悔いの残らないスポーツ人生の為にもスポーツマウスピース=スポーツマウスガードの装着をお勧めします。



クリニック案内ページへ

歯科治療ガイド HOME に戻る

PAGETOP