新しい法律「歯科口腔保健の推進に関する法律」について

2011年8月10日に「歯科口腔保健の推進に関する法律」「歯科口腔保健の推進に関する法律」が公布・施行されました。

同法では、口腔健康の保持が質の高い生活を営む上で基礎的かつ重要な役割を果たしており、また歯科疾患の予防に向けた取り組みが極めて有効であるとして、国を挙げて歯科口腔保健の推進を図っていくことが明言されています。

現在は、厚生科学審議会・地域保健健康増進栄養部会の下に設置された「歯科口腔保健の推進に関する専門委員会の下に設置された「歯科口腔保健の推進に関する専門委員会」において、同法の総合的な実施のための基本事項の策定が進んでいる状況です。歯の健康について定めた法律は、これまでにも学校保健安全法や健康増進法の中に個別に位置づけられ形で存在していました。

しかし、歯科に特化した法律としては、本法は、医師法、歯科医師法、歯科技工士法に次ぐ第4の法律として半世紀ぶりに成立したものですから、歯科界からの期待も大きいものです。

この新しい法律の施行によって、従来は歯科関連の内容が複数の法律にまたがって存在していたため、行政による歯科への取り組みが断片的だった部分が、今後はある一定の方針、計画、目標値などによって、連続的に動くようになることが予想されますし、同時にそのための社会的な基礎も整備されていくものと思います。

専門委員会には、歯科医師や歯科衛生士などの専門家はもちろん、行政、マスコミ、保健所長、健保組合など、歯科に関わる幅広い分野の有識者の方々が参加し、総合的な議論が進んでいくものと思います。最終的に意見集約したものが、4月下旬~5月下旬に開催される予定の第34回地域保健健康増進栄養部会での審議を経て公開される予定となっていますので、注目したいと思います。



クリニック案内ページへ

歯科治療ガイド HOME に戻る

PAGETOP